世界のトップレストランを発表する『La Liste2018年版』に東京ステーションホテルのレストラン”BLANC ROUGE”が選ばれました

東京ステーションホテルと言えば東京駅の丸ノ内駅舎とともに古い歴史を持つホテルです

鉄道好きには、群を抜いて魅力的なホテルです。1泊80万円以上するロイヤルスイートにはなかなか縁がありそうもないですけれど。辰野金吾さんのデザインというのも建築好きには堪らない魅力です。

今回、世界のトップレストランを1000店を発表する『La Liste(所謂リストですね)2018年版』に東京ステーションホテルのレストラン”BLANC ROUGE(つまり紅白)”が選ばれた、というニュースですが、世界でトップ1000店というのが、どの様なスケール感なのか、にわかには分かりません。

リリースによれば、以下の様に紹介されています。

「La Liste」は世界中のグルメガイドや食のサイトのレビューなどを総合評価し、世界のベストレストラン1,000店を選定、webサイトで公開するフランス発のレストランランキングです。3年目となる2018年版は1,000店のうち、”BLANC ROUGE”含め国内135店が選定されました。

それよりも東京ステーションホテルのレストラン(バンケット)と言えば、内田百閒先生の還暦を過ぎたお祝い「摩阿陀会(まあだかい)」を”学生”や同僚、弟子、主治医達が開き、その返礼に百鬼園先生が自腹で彼等を招く「御慶の会」を開いた場所として記憶しています。『阿房列車』の先生ですから、何よりも鉄道が好きなコトは言うまでもありません。巨匠黒澤明監督による映画「まあだだよ」はこの時期を映画化したものでした。

レストラン”BLANC ROUGE”は、東京駅丸の内駅舎東京ステーションホテルの2階に位置します
白を基調とした洗練された空間には大きな窓を配したホール席や、3つの個室、ワインセラーを完備。フレンチの技法に日本の食材を組み合わせて新しい味を届けるほか、常時30種類以上の国産ワイン、スタッフのきめ細やかなサービスが魅力です。営業時間は、ランチが11:30~14:00(L.O.)、ディナーが17:30~21:00(L.O.)。

総料理長の石原雅弘氏は、この評価を「日本の様々な食材の美味しさをお届けすることが“この場所にあるレストランならではの本質”、と考えてお料理をご提供してまいりました。この度はお客様のご愛顧の賜物として、非常に感謝の気持ちでおります。今後もより一層、東京の中心地で“食の楽しさ”をお伝えしてまいります。」と述べています。

懐具合の関係で、なかなか1.2〜1.8万円のディナーコースを食べる機会は有りませんが、タマには食べてみたいあなぁ、って思いますね。

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