チャンピオンズリーグを制し、大会3連覇を果たしてシーズンを終えたレアル・マドリード。しかし、大満足というわけにもいかない。リーグ戦では早々に優勝争いから離脱し、ライバルのバルセロナに大きな差をつけられてしまった。来季へ向け改善していくべきところがあるのは確かだ。
では、今夏にレアルはどのような補強を見せるのか。スペイン『MARCA』はレアルのショッピングリストと題し、今夏の動きを特集している。
まず最初に気になるのはFWガレス・ベイルの動きだ。仮にベイルが退団すれば、レアルはネイマールを含めパウロ・ディバラやエデン・アザールなどビッグネーム獲得を模索することになる。今夏1番の注目ポイントと言えよう。
その他のポジションでは、GK、右サイドバック、センターバックの3ポジションが補強対象に入っている。GKではケイロル・ナバスが奮闘しているが、レアルが目をつけているのはローマのアリソン・ベッカーだ。25歳という年齢を考えても新守護神候補にピッタリだ。
右サイドバックではレアル・ソシエダに所属する22歳のアルバロ・オドリオソラ。同クラブのユース出身者であるオドリオソラは、ロシアワールドカップを戦うスペイン代表に選ばれており、コンディションの問題を抜きにすればダニエル・カルバハルに次ぐ2番手といったところか。レアルでも同様の序列となるだろう。今季は若いアクラフ・ハキミがカルバハルのバックアッパーとして信用できず、ナチョ・フェルナンデスを回すことも多かった。サイドバックのバックアッパーは是非とも欲しい。オドリオソラ獲得には契約解除金4000万ユーロが必要となる。
最後にセンターバックだが、ここにはライバルであるアトレティコ・マドリードに所属するホセ・マリア・ヒメネスの名前が挙がっている。禁断の移籍とも言えるが、レアルにはヒメネスの契約解除金6500万ユーロを支払う考えもあるようだ。他にはインテルのミラン・シュクリニアル、ミランのアレッシオ・ロマニョーリが候補に挙がっており、6000万ユーロほどが必要との評価だ。
ベイルの後釜を除けば世界が驚くようなビッグネームはいないが、来季全てのタイトルを獲得すべく白い巨人が動き出している。
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