第9週MVPはヤンキース・トーレスとレッズ・ジェネット

日本時間5月30日、2018年レギュラーシーズン第9週(現地時間5月21日~5月27日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはグレイバー・トーレス(ヤンキース)、ナショナル・リーグはスクーター・ジェネット(レッズ)が選出された。

21歳の新人・トーレスは打率.368(19打数7安打)、5本塁打、9打点、OPS1.586をマーク。打順が9番から5番へ昇格するなど、「球団最高の有望株」との評価に恥じない活躍を見せ、自身初の週間MVP受賞となった。トーレスは今季ここまで31試合に出場し、打率.317とOPS.985は新人トップ、9本塁打と24打点は新人2位の好成績。アーロン・ブーン監督からの信頼も日増しに高まっており、このまま活躍を続ければ、新人王の最有力候補となるのは間違いないだろう。

一方のジェネットは打率.500(24打数12安打)、3本塁打、10打点、OPS1.477と猛打爆発。第7週に続いて今季2度目、通算では3度目の週間MVPに選出された。日本時間5月23日のパイレーツ戦で6打点を叩き出し、同27日のロッキーズ戦では5打数5安打の大暴れ。「野球には良いときと悪いときがあるからね」とジェネットは自身の大活躍にも浮かれる様子を見せないが、シーズン通算打率.347はリーグトップの数字であり、ブレイクを遂げた昨季(打率.295、27本塁打、97打点、OPS.874)を上回るキャリアハイのシーズンを過ごしそうな勢いだ。

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