大阪で「電設工業展」非鉄関連企業が製品PR

 「第66回電設工業展(JECA FAIR2018)」がこのほど大阪市住之江区のインテックス大阪3・4・5号館で開催された。電線メーカーなど230社が出展し、新製品や新技術などを出品した。

 出展した主な非鉄関連企業は次の通り。

 住友電気工業の「アルミケーブル/アルミブランチケーブル」はアルミ導体による軽量化、分岐線の工場加工によるブランチ化で配線作業の省力化に貢献。光ファイバ温度分布計測装置なども出品した。

 古河電気工業は現場の人手不足を低減できる「古河らくらく商品」を紹介。アルミ導体ケーブル「らくらくCVTケーブル」は、30~50%軽量で、簡単に剥ぎとれ柔らかいことが特長。

 昭和電線ケーブルシステムは、このほど開発した雷対策用のリッツ線接地線(エナメル線を複合撚りした電線)および端末接続工法について出品。鉄道用変電所ではコンピュータ制御機器が適用されているが、同工法では雷撃時の電位上昇を約50%低減することが可能という。

 西日本電線は無停電バイパス基材、収縮チューブ、アルミCV、システム天井などをPRした。

 日立金属はアモルファス合金コアや高周波トランスコアを出品。

 エイシンインターナショナルは銅バーや銅異形棒など受配電盤用輸入資材に関するコストダウンを提案。ジャストプロダクツは銅バーに関し、提案型営業をPRした。

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