ポーセロが7回途中3失点の力投でリーグ最多タイ7勝目

【ブルージェイズ3-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

両リーグ最高勝率を誇るレッドソックスは、本拠地フェンウェイ・パークでのブルージェイズ戦に今季ここまで6勝をマークしているリック・ポーセロが先発。ポーセロは4回表にジャスティン・スモークに8号ソロを浴び、球数が100球に近付いた7回表にはエラー絡みで2点を失ったものの、7回途中まで96球を投げて3失点(自責点2)の力投を見せた。打線は初回にミッチ・モアランドとJ.D.マルティネスのタイムリー二塁打で2点を先制し、その後も着実に加点してポーセロを援護。ポーセロ降板後は3人のリリーバーがブルージェイズの反撃を封じ、ポーセロはリーグ最多に並ぶ7勝目をマークした。

レッドソックスは先発のポーセロが試合を作り、打線が2ケタ安打の猛攻でそれを援護するという、投打が噛み合った戦いで快勝を収めた。ポーセロがスモークに被弾した直後の4回裏にジャッキー・ブラッドリーJr.がタイムリーを放ち、ポーセロが2点を失って降板した直後の7回裏にはザンダー・ボガーツが8号ソロ。相手に点を取られるとすぐに取り返し、終始一貫して試合の主導権を握り続けた。ポーセロの女房役を務めたサンディ・レオンは6回裏にタイムリー二塁打、8回裏にはダメ押しの2号2ランを放ち、3安打3打点の活躍。捕手としてもポーセロとの息の合ったバッテリーで試合を作り、この試合のMVPと言っても過言ではないほどの働きぶりだった。

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