白銅、ウェブコンテンツ充実化 英語版、金属3Dプリンター紹介など刷新

 白銅はウェブサイトのコンテンツをブラッシュアップしている。これまでに英語版ウェブサイトを刷新したほか、このほど金属3Dプリンター事業の紹介サイトも改修した。注力事業である〝海外〟や〝金属3Dプリンター〟の取り組みを、より分りやすくして顧客へのPRを進めている。

 全面リニューアルした英語版ウェブサイトでは、『クイックレスポンス』と『ワールドワイド&クイックデリバリー』を前面に押し出している。白銅は中国とタイに現地法人、ベトナムには駐在員事務所を置いているほか、東南アジア各国で代理店を活用して素材販売を展開している。顧客網がアジア各国に広がっていることから、海外ユーザー向けのウェブサイトを刷新することでより認知度を高める狙いだ。

 金属3Dプリンター事業を紹介するページも5月下旬に刷新した。3Dプリンターによる造形サービスだけでなく、設計や後加工、表面処理、検査、量産化といった前後の工程もトータルソリューションするという意味を込めた「3D+ONE」を掲げている。

 白銅では2基の3Dプリンターを活用し、マルエージング鋼やアルミ合金(ADC12)といった鋼種で造形サービスを展開している。今後も各種展示会や新しいウェブサイトを活用し、自動車や各種産業機器市場などにサービスを提案していく。

© 株式会社鉄鋼新聞社