カマルゴがサヨナラ弾 ブレーブス終盤に4点差逆転!

【メッツ6-7xブレーブス】@サントラスト・パーク

劇的な試合展開での勝利を重ねてナ・リーグ東部地区の首位に立っているブレーブスが、またしても印象的な勝利を収めた。アズドゥルバル・カブレラに2本塁打を浴びるなど、6回終了時点で6対2とメッツに4点のリードを許していたブレーブスだったが、試合終盤に反撃を開始。7回裏にニック・マーケイキスのタイムリーで3点差に詰め寄ると、8回裏には3連打で無死満塁のチャンスを作り、プレストン・タッカーの内野ゴロで2点差としたあと、エンダー・インシアーテのタイムリー三塁打で同点に追い付いた。さらに9回裏には一死走者なしの場面でメッツ5番手のガーソン・バティースタからヨハン・カマルゴが弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる3号ソロを放ってサヨナラ。ブレーブスは劇的なサヨナラ勝利を収め、地区首位の座をキープした。

9回表の1イニングを無失点に抑えて勝利投手となったダン・ウィンクラーは「このチームを表現するのに十分な言葉が見当たらないよ」と語る。ナショナルズが地区優勝の大本命と見なされていたナ・リーグ東部地区において、再建途上のブレーブスが地区優勝争いに加わる可能性は低いと見られていた。しかし、オジー・アルビーズら若手選手を中心に期待以上の活躍を見せる選手が続出し、予想外の快進撃。「選手たちは決して試合を諦めないんだ」とブライアン・スニッカー監督も選手たちの戦いぶりを称える。劇的なサヨナラ弾を放ったカマルゴは「相手投手が速いボールを投げることは知っていたから、しっかり捉えればチャンスはあると思っていた。打った瞬間に行くんじゃないかと思ったよ」と自身の一打を振り返っていた。

© MLB Advanced Media, LP.