エスコバーが延長14回サヨナラ弾 ロイヤルズ激闘制す

【ツインズ1-2xロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

2015年の世界一チームであるロイヤルズは現在地区4位と不調だ。直近10試合では4勝6敗と波に乗り切れていないが迎えたツインズとの3連戦の2戦目では延長14回に及ぶ激闘となった。この試合に終止符を打ったのはチームの正遊撃手、アルシデス・エスコバー。本拠地のファンにインパクトのあるサヨナラ弾をプレゼントした。

ロイヤルズ、ダニー・ダフィー、ツインズ、カイル・ギブソンで始まった今試合は3回にツインズが1死満塁からミゲル・サノーがタイムリーを放って先制。対するロイヤルズは2番手、アディソン・リードが制球に苦しむ隙をついて満塁のチャンスをつくるとホルヘ・ソレアーが押し出し四球を選び1対1の同点に追いついた。その後は両軍とも得点できず試合は延長戦となった。

延長戦突入後、両軍ともに得点チャンスを掴めずイニングは14回にまで及んだが、試合終了は突然訪れる。14回のロイヤルズの攻撃では2死から打席に立ったエスコバーがテイラー・ロジャースのツーシームをレフトスタンドへと運び今季2号となるサヨナラ弾で決着した。敗れたツインズは今季8度目となるサヨナラ負けを喫した。

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