Dバックスが今月8勝目 7カードぶりの勝ち越しが決定

【レッズ2-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

日本時間5月5~7日のアストロズ戦を2勝1敗で勝ち越して以降、6カード連続で勝ち越しがなかったダイヤモンドバックス。日本時間5月10~24日にかけては14試合で1勝13敗(6連敗→○→7連敗)という泥沼を経験したが、ようやくトンネルの出口に差し掛かったようだ。日本時間5月30日のレッズ戦、ダイヤモンドバックスは初回にダニエル・デズカルソの6号2ランで逆転に成功し、3回裏にはケテル・マーテイのタイムリー二塁打などで2点を追加。先発のザック・ゴッドリーは6回2失点と先発投手の役割をしっかり果たし、ダイヤモンドバックスは5対2で勝利を収めた。この勝利により最終戦を残してレッズ3連戦の勝ち越しが決定。今月2度目の連勝で7カードぶりの勝ち越しとなった。

レッズ(7安打)を下回る4安打に終わりながら5点を奪って勝利したこの試合について、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は「たくさんのヒットを打ったわけじゃないけど、意味のあるヒットが多かったね」とコメント。ロブロの言う通り、4安打のうち3安打は得点に繋がり、数少ないチャンスをモノにしたことが7カードぶりの勝ち越しを生んだ。リーグ最低勝率に沈むレッズ相手のカード勝ち越しとはいえ、悪い流れを止めたのに変わりはない。逆転弾を放ったデズカルソは「(7カードぶりの勝ち越しは)僕たちにとって良いサインだと思う。このまま良い流れに乗っていきたいね」と今後の戦いに向けての意気込みを口にしていた。

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