オドーアが走者一掃の決勝二塁打 レンジャーズ熱戦制す

【レンジャーズ9-5マリナーズ】@セーフコ・フィールド

レンジャーズが先制してマリナーズが逆転し、レンジャーズが再逆転したあとにマリナーズが追い付いた一戦は、9回表にマリナーズの守護神エドウィン・ディアスを攻略したレンジャーズが9対5で勝利を収めた。5対5の同点で迎えた9回表、レンジャーズはディアスから2安打と1四球で一死満塁のチャンスを作り、ルーグネッド・オドーアがレフトへの3点タイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。さらに代わったチェイセン・ブラッドフォードからロナルド・グスマンがタイムリー二塁打を放ち、リードを4点に広げた。マリナーズは8回裏に1点差を追い付く粘りを見せたものの、ディアスがまさかの大誤算。直近11試合で2敗目を喫したが、首位のアストロズが敗れたため、1ゲーム差をキープしている。

2016年8月にディアスからサヨナラ弾を放った経験のあるオドーアは「自分のベストを尽くそうとしただけだよ」と決勝打のシーンを振り返った。ディアスについて「彼は僕に似ているんだ。彼は一生懸命練習するし、エネルギーたっぷりでプレイする。彼と対戦するのは楽しいよ」と語るオドーア。リスペクトする相手から放った一打は、チームを勝利に導く貴重なタイムリーとなった。また、オドーアに続いてタイムリーを放ったグスマンは、この試合、4打数4安打3打点の大活躍。8打数連続ノーヒットのスランプに終止符を打ち、「グスマンにとって素晴らしい夜になったね」とジェフ・バニスター監督は活躍を称えていた。

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