【MLB】前田健太、股関節張りでDL入り「すごく悔しい」 早期復帰へ「早く治したい」

30日の登板で2回途中降板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

MRI検査を受けてDL入り決定「軽症だと思うし、昨日よりも悪くなってない」

 ドジャースは30日(日本時間31日)、股関節の張りにより前田健太投手を故障者リスト(DL)入りさせることを発表した。29日(同30日)の本拠地フィリーズ戦に先発しながら、メジャー移籍後最短となる2回途中で降板していた右腕はこの日、「軽症だと思うし、昨日よりも悪くなってない」と説明。「できるだけ早く戻れるように早く治したい」と話した。

 フィリーズ戦は1回2/3を投げて38球、3安打1本塁打1四球2失点で降板。今季4敗目(4勝)を喫した。試合中に右股関節を気にする仕草を見せ、本人は続投を希望したものの、ロバーツ監督が交代を決断した。一夜明け、前田は「前回の登板から投げ終わって(違和感が)少しあって、なんとか上手くごまかしながら投げられるかなと思ったんだけど、なかなかうまくいかなくて、試合中に違和感も強くなってきたので、みんな気づいたんだと思う」と振り返った。

 この日、MRI検査を受けて10日間のDL入りが決定。「MRIを撮ってそこまですごくひどいものじゃなかったと思うので、できるだけ早く戻れるように早く治したいなと。軽症だと思うし、1日たってそんなにすごくひどくなっているわけでもないし、昨日よりも悪くなってない」。あくまで「軽症」であることを強調し、「今後影響が出ないようにしっかり治しておきたい」とも話した。

 調子を上げてきている中での離脱。先発ローテーションに負傷が多いこともあり、前田は「すごく悔しいし、自分の内容が良くなってきていたので、投げたい気持ちが強かったけど、しっかり治して早く戻るのが一番いい方法。しっかり治して、またチームに貢献できるようにしたい」と誓っていた。

(Full-Count編集部)

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