浦安鉄鋼団地協同組合、「清水球場」を大規模改修 構内案内板もリニューアル

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長・湊義明野村鋼機社長)は、団地内の清水球場と構内案内板の大規模改修を行った。

 清水球場は1968年、同団地の第一鉄鋼団地埋め立てが完了した同じ年の4月にグラウンド開きを行っている。球場名は、浦安鉄鋼団地協同組合の2代目理事長である清水五一郎氏に由来。毎年、業界団体の野球大会などが行われている。

 開場から50年が経過し、いたる箇所で経年による老朽化が目立っていた。今回の改修は昨年11月末から開始。2面ある内野全面を10センチほど掘り返して土を入れ替え、一部芝も張り替えた。

 また、ダッグアウトやスコアボードを建て替えたほか、隣接する工場側には高さ10メートルの防球ネットを設置した。

 先日行われた同組合総会後の懇親会で、湊理事長は「会員や少年野球の子どもたちが思う存分プレーできる環境が整ったと思う。大いに活用してもらいたい」と述べた。

 案内看板も錆びなどが目立ち老朽化が進んでいたことから全面改修。域内に4カ所設置していた案内板をすべてリニューアルした。案内板の地図上には、2015年に同組合が設定した団地内を通る各道路の名称も明記されている。

 両改修事業とも、今年3月末に完了。清水球場は今月から利用を開始している。

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