共英製鋼グループの「メスキュード医療安全基金」、大阪市のがん検診事業に助成金

 共英製鋼グループで運営する「メスキュード医療安全基金」(理事長・高島浩司共英メソナ社長)は30日、大阪市役所で同市の各種がん検診推進事業に対して助成金を贈呈した。

 贈呈式には大阪市の鍵田剛副市長、山口浩明健康局長らと、基金側から高島理事長、井手迫利文専務理事(中山鋼業社長)、浅見茂(共英メソナ常務)らが出席。高島理事長から鍵田副市長に目録が贈呈された。続いて同副市長から高島副理事長に感謝状が贈られた。

 同基金は、共英製鋼や中山鋼業など共英グループが行っている医療廃棄物の処理費から一定額を積み立て、2004年から厚生労働省、大阪府や大阪市、山口県などの医療活動に貢献している病院・団体に助成金を贈呈している。大阪市への助成金贈呈は06年から実施。今回で13回目。

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