セベリーノ7回11K好投 5月は4勝無敗の大活躍

【アストロズ3-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

昨年のア・リーグ優勝決定シリーズで対戦した同士の対決は3連戦の3戦目を迎えた。この日の先発はルイス・セベリーノとダラス・カイケル。両者は日本時間5月3日、ミニッツメイド・パークでの投げ合いで当時はセベリーノがキャリア初完封勝利を挙げている。今試合でも武器の速球を武器に2桁三振を奪う好投で今季8勝目を挙げ、チームは今カード勝ち越しを決めた。

試合は初回からヤンキースが主導権を握った。先頭打者のアーロン・ヒックスが四球で出塁するとその後もチャンスを広げて無死一・三塁とするとジャンカルロ・スタントンがセンターへの犠牲フライを放ち先制する。一時はマックス・スタッシの2ランによって劣勢になるも5回に迎えた2死満塁の場面からゲーリー・サンチェスが技ありのタイムリーを放ち3対2と逆転に成功。その後もさらに2点を追加したチームは試合を有利に進めていく。

初回を抑えたセベリーノは3回に3者連続三振を記録するなど序盤から三振を奪い、調子を上げていく。スタッシに一発を浴びるも崩れることなく先発として7回4安打2失点、11奪三振と自身の役割を果たした。一方のカイケルは5回まで7奪三振を記録するも7安打4失点と精彩を欠いた。試合は最終回にアストロズが1点を返すもアロルディス・チャップマンを攻略しきれず試合終了。勝利投手となったセベリーノは5月を4勝0敗 防御率2.03の好成績で終えた。

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