リンドーア1試合2ホーマー インディアンス6連勝

【インディアンス9-8ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズとの4連戦初戦を迎えたインディアンスは4回まで8対0と大量リードし試合が決まったかに思われた。しかし、5回から先発、シェーン・ビーバーが崩れ始めツインズの反撃が始まる。一時は同点に追いつかれたが、勝利を決定づけたのはフランシスコ・リンドーアのこの日2本目となる一発だった。終わってみれば9対8と辛勝。チームは全7投手を登板させなんとか逃げ切った。

インディアンスは初回からエドウィン・エンカーナシオンやヨンダー・アロンゾのタイムリーなどで3点を先制すると4回にはリンドーア、ホゼ・ラミレスに一発が飛び出すなど一挙5得点で合計8点と試合の主導権を握った。しかし4回までツインズ打線を抑えていたビーバーが1死二・三塁の場面からロビー・グロスマンにタイムリーを打たれて失点するとその後は2イニング続けて点を失い、突如として崩れた。この日はメジャー初登板の緊張からか6回途中4失点の成績で降板した。

反撃を開始したツインズは7回にミゲル・サノーに3ランなどで4得点を挙げ、8対8の同点となりツインズはさらに勢いに乗ろうとしていた。しかし、これを止めたのはここまで3安打3打点の活躍をしていたリンドーア。8回の攻撃ではツインズ4番手、アディソン・リードから今季14号ソロを放ち勝ち越しに成功。最終回は前の回から登板していた守護神、コディ・アレンが締めてチームを6連勝に導いた。敗れたツインズは8点差の劣勢から猛攻をみせたがあと一歩及ばなかった。

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