新人・ビヤヌエバが先制2ランを放ち活躍 パドレス3連勝でカード勝ち越し

【マーリンズ3-8パドレス】@ペトコ・パーク

マーリンズとの4連戦に臨んでいるパドレスは今カードの対戦成績を2勝1敗として最終戦を迎えた。序盤から先制したパドレスは順調に加点していきマーリンズに1度もリードを許すことなく快勝。チームは3連勝でカード勝ち越しを決め、5月最後の試合を良い形で締めくくった。

この日のパドレスの先発は5月から先発を任されているジョーダン・ライルズで日本時間5月16日以来の勝ち星を狙う。初回は四球で走者を許すも後続を抑えて無失点スタートを切った。一方のマーリンズ先発、チェン・ウェインは5月は未勝利。立ち上がりは1死一塁から新人のクリスチャン・ビヤヌエバに2ランを浴びて両先発の立ち上がりは対照的なものとなった。失点したチェンだったが、2回に自ら同点タイムリーを放って試合を振り出しに戻す。対するパドレスは2死満塁からエリック・ホズマーがタイムリーを放ち4対2と勝ち越し、チェンを2回途中4失点で降板させた。

ライルズは序盤に失点するもその後は立ち直り、7回まで6安打2失点で勝利投手の権利を得たまま降板した。さらに追加点がほしいパドレスは5回に無死一・二塁からハンター・レンフローがタイムリーを放ち1点を追加するとその後は相手守備の乱れなどでこの回で3得点とさらにリードを広げた。一方のマーリンズは序盤以降、パドレス投手陣を打ちあぐねていたものの、8回にデレク・ディートリックに一発が飛び出して1点を返す。しかし、その裏でパドレスにさらに追加点を許した。

試合は8対3とパドレスリードのまま最終回へ。マーリンズは満塁のチャンスをつくるもパドレス守護神、ブレッド・ハンドを攻略できず試合終了。パドレスは3連勝でカード勝ち越し、敗れたマーリンズは2桁10安打を放つも追いつくことができず、痛い敗戦となった。

© MLB Advanced Media, LP.