ネイマールもロナウジーニョも入らない! カフーが選ぶ”ブラジル最強イレブン”がこれだ

ネイマール、フィリペ・コウチーニョ、ガブリエウ・ジェズスなど、現在のブラジル代表にも優れたタレントは多い。しかし、サッカー王国・ブラジルには過去にも偉大すぎる名手たちが数多くいた。今回元ブラジル代表の伝説的右サイドバックであるカフーが自身の思うブラジル代表ベストイレブンを選出しており、錚々たる顔ぶれとなっている。

英『The Guardian』によると、まず同氏はGKにタファレル、最終ラインは右サイドバックに1970メキシコワールドカップ制覇を経験した故カルロス・アウベルト氏、左サイドバックには自身のチームメイトだったロベルト・カルロス、センターバックにはインテルなどで活躍したルシオ、その相棒にはローマでチームメイトだったアウダイールを指名している。カフーはアウベルト氏のテクニック、ロベルト・カルロスの攻撃性、アウダイールの落ち着いた守備とルシオのアグレッシブなスタイルはバランスが取れていると感じているようで、選出に自信がある様子。

次に中盤だが、ここは1番悩んだようだ。中盤には4人選んでおり、ダイヤモンド型の底に日本代表監督を務めた経験もあるパウロ・ロベルト・ファルカンを配置。カフーはミスのないスマートな選手だと称賛。その前にはカフーが「スーパートリオ」を配したと語ったように、ジーコ、リバウド、ロベルト・リベリーノの3人が入っている。カフーはジーコをインテリジェント、リベリーノは史上最高のドリブラー、リバウドを天才だと絶賛している。

最後に2トップだ。ここはかなり簡単だったようで、ペレと怪物ロナウドを選んでいる。世界最高の選手であるペレについて言うことはないようで、ロナウドも怪我が多い苦しいキャリアながら信じられない選手だったと称賛している。現役選手はゼロ、ネイマールもロナウジーニョも入らないイレブンとなった。指揮官にはメキシコW杯で優勝に導いたマリオ・ザガロを指名している。

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元ブラジル代表のロナウド photo/Getty Images

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