聴覚障害者、実名で被害訴え

「事情分からず強制手術」

旧優生保護法下の強制不妊手術について自身の体験を手話で証言する宍戸和美さん=1日午後、東京都渋谷区

 旧優生保護法(1948~96年)下での障害者への不妊手術問題で、東京都に住む聴覚障害者の宍戸和美さん(81)が1日記者会見し、50年以上前に事情も分からないまま仙台市で手術を強制されたと手話を通じて証言した。聴覚障害者が実名を公表して被害を訴えるのは異例。宍戸さんは「国に謝ってほしい。補償してほしいとの気持ちはある」と訴えた。東京都聴覚障害者連盟(渋谷区)で記者会見に応じた。

 出身は宮城県丸森町。生まれつき耳が聞こえず、仙台市の県立ろう学校に通っていた。1954年、父親と教師に病院に連れて行かれた。「何も言われず、何をされたか分からなかった」と話す。

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共同通信

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