DeNA、1か月ぶり登板の今永が3被弾で敗戦 ラミレス監督「噛み合わずに…」

DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

5番起用の佐野は2回に今季初安打となるプロ初本塁打

■ソフトバンク 6-2 DeNA(1日・ヤフオクドーム)

 DeNAが敵地で敗戦を喫した。1日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。昨季の日本シリーズ以来の対戦だったが、先発の今永が序盤に崩れて敗戦。試合後、アレックス・ラミレス監督は「立ち上がりはやってくれる感じがあったが、2回はかみ合わずに打たれてしまった。3回で6点取られ、相手が千賀だと厳しくなる」と左腕の乱調を嘆いた。

 2回に佐野がプロ初本塁打を放って先制したが、その直後に左腕がつかまった。柳田の右前安打、塚田の中越え二塁打で1死二、三塁とされると、上林には右翼ポール際スタンド中段まで届く3ランを打たれて逆転。さらに甲斐にソロ、3回には柳田に3ランを浴び、3回5安打6失点でKOされた。

 5月1日の阪神戦から1か月ぶりの復帰登板となった今永だったが、またも今季初勝利はならず。指揮官は「クイックは良くなったし、テンポも悪くなかった。ただストレートが多過ぎたかもしれない。パ・リーグはストレートに強い。投げ過ぎるとああなる」と指摘していた。

 5番に抜擢し、今季初安打がプロ初本塁打となった佐野について指揮官は「今季初安打がプロ初本塁打になって良かった。代打として期待していたけど、打てなくてファームに行ったが、上がってきて結果を出したのは良かったね」と評価していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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