イタリアをW杯に導けなかった指揮官が仕事復帰を希望 ただし「代表チームを指揮することはもうない」

元イタリア代表監督のヴェントゥーラ photo/Getty Images

チームの失敗を監督1人の責任にすることはできないが、ロシアワールドカップ出場を逃したイタリア代表では当時代表監督を務めていたジャンピエロ・ヴェントゥーラの采配に大きな問題があったと指摘されている。なかなか定まらなかったシステム、一貫してFWマリオ・バロテッリを招集しなかった人選、大事なプレーオフでFWロレンツォ・インシーニェを起用しなかったことなど、批判材料は様々ある。

ただし、ヴェントゥーラはまだ指揮官の仕事を継続したいとの考えは抱いているようだ。伊『Radio Crc』によると、ヴェントゥーラは仕事を再開させたいと燃えているが、2度と代表チームの仕事は引き受けないことだけは決意していることを明かしている。

「監督業に本当に戻りたいが、代表チームを指揮することはもうないね。毎日チームを見ることができないのは私の仕事じゃない。私はピッチにいる必要がある。毎日グループとして働く。これが私の仕事だよ」

イタリア代表をワールドカップに導けなかったことでヴェントゥーラの評価は大きく落ちてしまったが、セリエAでの経験が豊富なのは事実だ。チャンスを与えられればもう1度自身が優れた指揮官であることを証明することは可能だろう。新天地が決まれば大きな注目を集めることになりそうだ。

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