グレイが6回1失点の好投 ヤンキース6月初戦白星

【ヤンキース4-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

前日の試合が中止となり当初4連戦だった今カードは3連戦に変わった。これを受けて今試合の両先発がヤンキース、ソニー・グレイ、オリオールズ、アンドリュー・キャッシュナーの投げ合いで始まった。試合は中盤からこまめに加点したヤンキースがリードを広げてそのまま逃げ切り勝利。現地6月初戦は白星スタートとなった。

ヤンキース先発、グレイは2死からマニー・マチャドに先制ソロを浴びて初回から失点となった。一方のオリオールズ先発、キャッシュナーはヤンキース打線を3者凡退に抑える好投をみせて両先発の明暗が分かれた。その後、3回にヤンキースは無死一・二塁からグレイバー・トーレスに同点タイムリーが飛び出し、スコアは1対1。序盤は両軍ともに点を取り合った。

再び試合が動いたのは5回のヤンキースの攻撃。2死二塁からグレッグ・バードのスリーベースで勝ち越しに成功すると6回にはオースティン・ロマインにもタイムリーが飛び出し6回までヤンキースが3対1とり―ドした。グレイが失点したのは初回のみで徐々に調子を取り戻し6回4安打1失点、対するキャッシュナーも3失点するも6回まで投げ切って降板した。7回、ヤンキースは1死からアーロン・ジャッジがオリオールズ2番手、タナー・スコットからダメ押しとなる今季16号ソロを放ち試合の流れを渡さなかった。

最終回は守護神、アロルディス・チャップマンが3者連続三振と完璧に抑えてヤンキースは3連勝を飾った。敗れたオリオールズは泥沼の6連敗で長いトンネルを抜け出せない。明日の先発はヤンキースは田中将大、オリオールズはケビン・ゴーズマンと発表された。

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