自身のオーバーヘッドシュートもあってリヴァプールを撃破してチャンピオンズリーグ3冠を達成した夜、レアル・マドリードFWガレス・ベイルは出場機会を安定して得られるチームへ移籍する考えがあることを示唆していた。ジネディーヌ・ジダンの下では絶対的な地位を確立できていなかったため、出場機会を求めるのは自然なことだ。
しかし、このタイミングでジダンが突然辞任を発表。レアルは来季から新たな指揮官の下でスタートを切ることになり、スペイン『MARCA』は「ジダンの辞任でベイルの退団プランが停止する」と取り上げている。新指揮官の下では再び重要な存在になる可能性もあり、ジダンの辞任はベイルの決断に大きな影響を与えることになるかもしれない。
ベイルは辞任するジダンにSNSなどでメッセージを送っていないとされており、同メディアはジダンとベイルの関係が希薄なものだったのは間違いないと見ている。今夏にはそれを狙ってマンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブが獲得に動いているようだが、今後どう事態は動いてくるのか。他クラブならば間違いなくエースとなる存在だけに、今夏の動きは大きな注目を集めそうだ。
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