陸自の新型装甲車が白紙に

コマツ開発、防弾性能満たさず

開発計画が白紙になった新型装輪装甲車の試作品(防衛装備庁の資料から)

 自衛隊の離島防衛や海外派遣で活用することを目的として、陸上自衛隊への導入を目指していた新型の装輪装甲車の開発計画が、白紙になったことが2日、複数の防衛省関係者への取材で分かった。建設機械大手コマツが開発を担当したが、防弾板の性能が要求水準に達しないのが理由。鈴木良之防衛装備庁長官が既に小野寺五典防衛相に報告し、了承された。

 陸自は中国の軍事力増強に対抗して南西諸島重視の部隊改革をしており、新型は離島への侵攻などの際に隊員を輸送する装備の一つとして開発計画が進んでいた。白紙化で陸自の防衛力整備にも影響が出るとみられる。

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