虚無僧の尺八響く 高岡・国泰寺で開山忌厳かに

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 臨済宗国泰寺派大本山・国泰寺の開山忌法要は2日、高岡市太田の同寺で2日間の日程で始まり、檀家(だんか)や信者らが開山の祖・慈雲妙意(じうんみょうい)禅師の遺徳をしのんだ。虚無僧が尺八を吹きながら境内を歩く「塔参(とうさん)」が行われ、訪れた人々が荘厳な音色に耳を傾けた。

 法要は毎年、禅師の命日に合わせて営まれている。澤大道管長ら僧侶約20人が本堂で読経した後、尺八を合奏する深編み笠をかぶった虚無僧団体「妙音(みょうおん)会」の約30人とともに、禅師をまつる開山堂まで歩いた。

 開山堂では僧侶の読経と尺八の音色が響き合い、参拝者が厳かな雰囲気の中で手を合わせた。3日は午前11時ごろから地元の太田小児童らが同寺に伝わる尺八の曲「とっぴき」を演奏し、午後3時ごろから塔参が行われる。