3日(日)は、北日本を中心に平年を大きく上回る暑さとなり、街中では半袖姿も多く見られた。この暑さは4日(月)にかけても続く見込み。一方、西日本や東日本の各地の貴重な晴れ間は4日(月)までとなりそうだ。
3日(日)は、北海道から九州の広い範囲で晴れて、7月並みの暑さの所が多くなった。特に、北日本の各地では、盛岡市で29.8℃、北海道網走市で30.2℃まで上がるなど今年一番の暑さとなった。4(月)にかけても、西~北日本の各地で晴れて、北日本を中心に平年を大きく上回る暑さが続く見込み。熱中症などには引き続き注意が必要だ。
沖縄・奄美は梅雨前線による激しい雨に注意
一方、南西諸島には梅雨前線による活発な雨雲がかかり、宮古島では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨も観測された。沖縄・奄美では4日(月)にかけても局地的に激しい雨の降るおそれがあり、落雷や突風にも注意が必要となる。
梅雨前線+台風による大雨のおそれも
5日(火)以降は、梅雨前線が本州付近まで北上し、6日(水)にかけては西日本や東日本の広い範囲で雨となる見込み。このタイミングで中国地方~関東にかけても梅雨入りとなる可能性がある。
また、南シナ海にある熱帯低気圧が3日(日)夜までに台風に変わる予想。この台風や周辺の湿った空気が前線の活動を活発化させ、週の後半にかけては各地で大雨となるおそれがある。今後の情報に注意が必要だ。(気象予報士・佐々木聡美)