スカッグス6回無失点 エンゼルス連勝でカード勝ち越し

【レンジャーズ1-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

前日の試合では延長戦で敗れたエンゼルスは今カード勝ち越しに向けて3戦目に臨んだ。先発、タイラー・スカッグスが6回無失点と好投し、打線も「5番・DH」として出場した大谷翔平のヒットをきっかけに先制点を挙げた。最後は満塁のピンチもなんとか逃げ切り、対戦成績を2勝1敗として勝ち越しを決めた。

スカッグスは初回、走者一・二塁のピンチも武器のカーブが冴えてレンジャーズ打線を無失点に抑えるとその後は調子を上げて6回まで無失点という左腕エースとして試合の流れをつくった。彼を援護したいエンゼルスは2回、大谷がレンジャーズ先発、ダグ・フィスターからヒットを打つと次打者のザック・コザートも続き1死一・二塁とする。そして打席に立ったルイス・バルブエナがライトの頭上を越えるツーベースを放ち2点を先制した。6回にはジャスティン・アップトンに一発が飛び出し3対0と流れを引き寄せた。

反撃したいレンジャーズはノマー・マザーラがエンゼルス3番手、ノエ・ラミレスからソロ弾を打ち1点を返す。最終回は2死から満塁としてサヨナラのチャンスをつくるも4番手のジャスティン・アンダーソンを攻めきれず試合終了となった。エンゼルス先発のスカッグスは今季4勝目、敗れたレンジャーズはフィスターが6回3失点の投球も打線にあと1本が出ず、連敗となった。

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