類人猿ボノボ、汚れた物は食べず

京大確認、人間と同じ傾向

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リンゴを使った実験で、汚れがないリンゴに手を伸ばすボノボ(京都大提供)

 人間と同じように、類人猿のボノボも、ふんなどで汚れた食べ物には手を付けず避ける傾向があることが分かったと、京都大のアンドリュー・マッキントッシュ准教授のチームが4日付の国際学術誌電子版に発表した。

 チームによると、人間や動物には、病原菌などが体内に侵入するのを防ぐため、汚い物には嫌悪感を抱き、回避する「適応システム」が備わっていると考えられている。

 ボノボはチンパンジーと同じく人間に最も近い霊長類。チームは「人が進化の過程で、どのようにこうした機能を獲得してきたのかを知る手掛かりになる」としている。