サンチェスが好投で3勝目 ブルージェイズ連敗ストップ

【ブルージェイズ8-4タイガース】@コメリカ・パーク

5連敗中のブルージェイズは、日本時間6月4日に行われたタイガース3連戦の最終戦に先発したアーロン・サンチェスが6回100球を投げてタイガース打線をわずか2安打に抑え、奪三振7、失点1の好投。打線はタイガース先発のマイケル・フルマーの前に5回まで無得点に抑えられていたものの、6回表にジャスティン・スモークの9号2ランで先制すると、7回表に4点、8回表に2点を追加し、終わってみれば11安打8得点を記録して8対4で勝利を収めた。サンチェスは6回1失点の好投でチームの連敗を5で止め、今季3勝目をマーク。タイガースは先発のフルマーが6回以降に崩れ、リリーフ陣も踏ん張れず、連勝が4でストップした。

ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「サンチェスは調子が良さそうだったし、のびのびと投げていたね。本当に良い仕事をしてくれたよ」とサンチェスのピッチングを評価した。2016年に15勝2敗、防御率3.00の好成績をマークし、最優秀防御率のタイトルを手にしたサンチェスだが、昨季は相次ぐ故障により登板は8試合のみ。今季も試合開始前の時点で2勝5敗、防御率4.77と苦しいピッチングが続いていたが、今日のパフォーマンスは2年前の姿を思い起こさせた。サンチェスは「(女房役の)ラッセル(・マーティン)が良いリードをしてくれた。守備陣も(センターの)ケビン(・ピラー)を筆頭に何度も素晴らしいプレイで助けてくれたよ」とコメント。好投の裏には味方のサポートがあったことを強調し、チームメイトへの感謝を口にしていた。

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