ワールドカップで躍進が期待されるベルギー代表。
このほど行われたポルトガルとの強化試合で、DFヤン・ヴェルトンゲンが代表戦出場100試合を達成した。試合前にはあるサプライズが…。
ピッチ上に彼の母親が登場し、記念のキャップを手渡したのだ。これには本人も驚きの表情で頭を掻いていた。
本人によれば、代表にデビューしたのは2007年6月2日のポルトガル戦。100試合出場となったのは、2018年6月2日のポルトガル戦。ちょうどぴったり11年、そして同じ対戦相手での達成だったそう。
『VI』によれば、ヴェルトンゲンは19歳だった2007年に父親を亡くしており、父は息子の代表デビューを見ることはできなかったという。
彼と母リアさんはその父親が生前乗っていたトヨタ車を今でも修理しながら乗っており、そのことが話題になったこともある。
2人には強い絆があるようで、そういったことにも配慮した素敵な演出だったようだ。
ヤン・ヴェルトンゲン
「とてもとても誇りに思う。
このキャップについて?特別なものだね。自宅のいい場所に飾ると思うよ。
国のためにプレーするのはいつだって素晴らしい。僕の(代表でのプレーは)まだ終わってない」