Wソックス二者連発で勝ち越し 強豪ブリュワーズ撃破

【ブリュワーズ1-6ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ナ・リーグ中部地区の首位に立つブリュワーズとの3連戦を戦っているホワイトソックスは、日本時間6月4日に3連戦の最終戦を迎えた。ブレント・スーター(ブリュワーズ)とディラン・コビー(ホワイトソックス)の両先発が力投し、試合は1対1の同点で6回裏に突入したが、ホワイトソックスは6回裏にブリュワーズ2番手のマット・アルバースからダニエル・パルカとアダム・エンゲルが二者連続本塁打を放ち、3点を勝ち越し。8回裏にもブリュワーズ4番手のダン・ジェニングスを攻めて2点を追加し、最終的には6対1で快勝を収めた。一方、敗れたブリュワーズはア・リーグ中部地区最下位のホワイトソックスとの3連戦を1勝2敗で終え、地区2位のカブスに2ゲーム差に迫られている。

6回裏一死一塁の場面で代打として登場し、決勝点となる6号2ランを放ったパルカは「(代打ということを意識せず)試合の第1打席のつもりで臨んだ。先発出場する日と同じルーティーンで準備をしたよ」と自身の打席を振り返った。日本時間4月25日にメジャー昇格を果たし、翌日にメジャーデビューを飾ったパルカは、ここまで31試合に出場して打率.283、6本塁打、OPS.872をマーク。打撃はまだ粗さを感じさせるものの、マイナー通算109本塁打の長打力を存分に発揮し、4番打者として起用される試合もあるほどだ。リック・レンテリア監督は「彼は試合に出て、打席に入るチャンスがあれば、本塁打を打つ可能性がある選手なんだ」とパルカの長打力を高く評価。そして、「守れるポジションが増えたり、守備力が向上したりすれば、毎日試合に出られるようになるだろうね」と今後の成長に期待を寄せた。

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