クック好投 Dバックスがマーリンズ3連戦をスイープ

【マーリンズ1-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ナ・リーグ西部地区首位のダイヤモンドバックスは、日本時間6月4日のマーリンズ戦に先発したマット・クックが7回3安打無失点の快投。打線は5回裏にダニエル・デズカルソの一塁ゴロの間に先制し、7回裏に2点、8回裏に3点を追加して最終的には6対1で快勝を収めた。日本時間5月11日からの16試合で2勝14敗という大不振に陥ったダイヤモンドバックスだったが、同29日からの本拠地でのレッズ3連戦を2勝1敗で勝ち越し、同じく本拠地でのマーリンズ3連戦はいずれも快勝でスイープ。4連敗中のロッキーズから地区首位の座を奪還し、2位・ロッキーズに1.5ゲーム、3位タイのドジャースとジャイアンツに2.5ゲームの差をつけている。

ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は打線の復調をチーム好調の要因に挙げた。本拠地に戻ってくる直前のロード9試合ではわずか18点しか取れなかったダイヤモンドバックス打線だが、本拠地での6試合では42得点。「(本拠地での6試合は)良い戦いができたね。打つべき球を辛抱強く待って、それをしっかり捉えることができていた。チームの状態はとても良いよ」とロブロはチームの戦いに手応えを感じている。また、ロブロは「対戦相手によって試合への取り組みを変えることはしたくない。それはとても危険なことだと思うからね」と語り、地区最下位に低迷するレッズとマーリンズが相手であったからこそ勝てたことを否定。「我々は良い野球ができていると思うよ」と自軍が復調した結果であることを強調していた。

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