開幕第10週の最優秀ブルペンはドジャース!

日本時間6月4日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第10週(対象期間は現地時間5月28日~6月3日)の最優秀ブルペンにドジャースを選出した。昨季のリーグ王者ながら今季は大きく出遅れ、一時は地区最下位に沈んだドジャースだが、ここにきて急上昇。地区首位まで2.5ゲーム差に迫る快進撃をブルペンが支えている。先発投手陣の故障者が相次ぐなか、第10週のドジャース救援陣は両リーグ最多の37イニングを投げ、防御率3.16、42奪三振をマーク。質量とも充実した働きぶりで、今季初の週間最優秀ブルペン選出となった。

最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

第10週のドジャース救援陣は112.5ポイントを記録し、2位のカブス(111ポイント)や3位のナショナルズ(97ポイント)を上回った。クローザーのケンリー・ジャンセンは1週間で3つのセーブを記録し、シーズン通算の防御率は2.67へ向上。救援右腕のイミー・ガルシアはチーム最多の5回2/3を投げ、失点はわずか1点だけだった。ほかにもエリック・ゴーデル、ジョシュ・フィールズ、ブロック・スチュワート、トニー・シングラーニといったリリーバーたちが献身的な活躍でチームに貢献。先発ローテーションの顔ぶれが整うまでの間は、ドジャース救援陣は引き続き忙しい日々を過ごすことになりそうだ。

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