第10週の週間MVPはエンカーナシオンとケンプ!

日本時間6月5日、2018年レギュラーシーズン第10週(現地時間5月28日~6月3日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはエドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)、ナショナル・リーグはマット・ケンプ(ドジャース)が選出された。

インディアンスの主砲・エンカーナシオンは打率.407(27打数11安打)、5本塁打、13打点、OPS1.485の好成績をマークし、2015年8月以来自身6度目の週間MVP受賞となった。5月上旬まで打率1割台に低迷していたエンカーナシオンだが、第10週は出場した全試合で安打を放ち、1試合4打点を2度も記録するなど完全復調。今季はここまで16本塁打&40打点をマークしており、4年連続6度目となる「35本塁打以上&100打点以上」を射程圏内に捉えている(44本塁打&111打点ペース)。

一方のケンプは打率.429(21打数9安打)、3本塁打、8打点、OPS1.411と好調で、前回ドジャースに在籍していた2014年8月以来自身6度目の週間MVPに選出された。シーズンオフに年俸総額調整のためのトレードでブレーブスからドジャースへ復帰し、一時は開幕ロースター入りも危ぶまれたケンプだったが、無事に開幕ロースター入りを果たすと、全盛期を彷彿とさせる強打を発揮し、ここまでリーグトップの打率.344をマーク。4月、5月とも月間打率が3割を大きく上回っており、今やドジャース打線に不可欠な存在となっている。

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