【DH第2戦】タイガース投手陣が14奪三振2失点の力投

【ヤンキース2-4タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間6月5日に行われたヤンキースとタイガースによるダブルヘッダーの第2戦は、アーロン・ジャッジを5打席連続三振に封じるなど、4投手が合計14奪三振の力投を見せたタイガースが4対2で勝利。ダブルヘッダーの対戦成績を1勝1敗とした。タイガースは1対1の同点で迎えた4回裏に、ジェームス・マッキャンとジャイマー・キャンデラリオのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。6回表にジャンカルロ・スタントンの13号ソロで1点差に迫られたものの、7回裏にビクトル・マルティネスのタイムリー二塁打で再び突き放した。タイガース先発のマイク・ファイアーズは6回途中2失点の力投で今季5勝目をマーク。クローザーのシェーン・グリーンを筆頭とするリリーフ陣は合計3回1/3を投げて8三振を奪う好投でリードを守り抜いた。

タイガース救援陣の頑張りが光った一戦だった。6回表二死一、二塁の場面でファイアーズをリリーフしたルイス・コールマンは、クリント・フレイジャーを歩かせて満塁のピンチを背負ったものの、続くブレット・ガードナーをレフトフライに抑えてピンチを脱出。7回表は一死からゲーリー・サンチェスに四球を与えたが、3三振を奪って無失点で切り抜けた。8回表に登板したジョー・ヒメネスはミゲル・アンドゥハーを一塁ゴロに打ち取り、ニール・ウォーカーとタイラー・オースティンから連続三振を奪って三者凡退。最終回はグリーンがマウンドに上がり、先頭のアーロン・ヒックスにヒットを浴びたものの、後続を三者連続三振に斬って取り、試合を締めくくった。敗れたヤンキースは先発のドミンゴ・ヘルマンが7回途中4失点と踏ん張れず、打線も得点圏で10打数ノーヒットと好機を生かすことができなかった。

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