トラウトが同点&勝ち越し打の活躍 エンゼルス逆転勝利

【ロイヤルズ6-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

日本時間6月5日、エンゼルスは球界を代表するスター選手のマイク・トラウトが勝負強さを発揮し、本拠地エンゼル・スタジアムでのロイヤルズ戦で逆転勝利を収めた。2点ビハインドで迎えた6回裏、エンゼルスはジェフリー・マーテイの3号ソロで1点差とし、代打・大谷翔平の内野安打などで一死一、二塁のチャンスを作ってトラウトのタイムリーで同点。二死後、アルバート・プーホルスにもタイムリーが出て逆転に成功した。直後に同点とされたものの、8回裏には再び一死一、二塁のチャンスでトラウトがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続くジャスティン・アップトンとプーホルスにもタイムリーが出て一気に試合を決めた。

トラウトの勝負強さが際立った一戦だった。6回裏は同点のチャンス、8回裏は勝ち越しのチャンスで打席に入り、いずれもセンターへのタイムリー。ヒットが欲しい場面で期待に応えてヒットを放ち、見事、チームを逆転勝利に導いた。今季のトラウトは今日の試合が終了した時点で打率.316、19本塁打、13盗塁、OPS1.129の好成績をマーク。史上初の「50本塁打&30盗塁」を狙えるペースであり、また、四球数(51)が三振数(48)を上回るなど、高いレベルで進化を続けている。トラウトの活躍に引っ張られるように、アップトンは3安打2打点、プーホルスは2安打2打点、マーテイは4安打1打点をマーク。投手陣も5人のリリーバーが4回1/3を1失点に抑えるなど奮闘し、終盤までもつれた熱戦をモノにした。

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