愛川町長選に新人・小島氏が出馬表明 現職に次ぎ2人目

 任期満了に伴う神奈川・愛川町長選(12日告示、17日投開票)に、新人で同町出身の会社員、小島淳氏(37)=東京都八王子市=が5日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。同町長選には他に、現職の小野澤豊氏(65)が再選を目指し出馬表明している。

 小島氏は同日会見し、「町最大の課題は都内への交通アクセス。シャトルバスの運行を充実させるなどし、子どもたちが愛川町にとどまれる仕組みをつくりたい」と述べた。町が再開発を目指す横須賀水道・半原水源地については「総合的な観光施設の案には反対。周辺は他にお金を落とす場がなく、地域は潤わない。赤字を抱えながら運営していくことになる」と批判した。

 県立厚木高を経て中大卒。工具卸売会社に勤務している。

© 株式会社神奈川新聞社