ドジャースが完封勝利で1ヶ月半ぶりの勝率5割復帰

【ドジャース5-0パイレーツ】@PNCパーク

直近17試合で13勝4敗と好調のドジャースは敵地PNCパークでパイレーツと対戦した。打線がジョク・ピーダーソンの4号2ラン、ヤシエル・プイーグの7号ソロ、コディ・ベリンジャーの9号ソロなどで6回までに5点を先行すると、先発のロス・ストリップリングは5回89球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点の好投。6回以降はスコット・アレクサンダー、ジョシュ・フィールズ、ペドロ・バイエズ、ダニエル・ハドソンが各1イニングを無失点に抑え、5投手による完封リレーで5対0の快勝を収めた。日本時間5月17日には借金が2ケタの大台に乗ったドジャースだが、その後の18試合を14勝4敗で乗り切り、ついに借金を完済。日本時間4月25日以来の勝率5割復帰となった。

先発投手陣に故障者が相次ぐなか、先発ローテーションの中心的存在として好投を続けているストリップリングがこの試合でも見事なピッチングを披露した。3回裏に下位打線から三者連続三振を奪うなど、5回無失点。5回裏二死満塁のピンチもジョシュ・ハリソンをレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。これで今季の防御率は1.52まで向上。故障者の穴を補って余りある活躍を見せている。デーブ・ロバーツ監督は「彼のピッチングは素晴らしかったと思うよ」とストリップリングの好投を絶賛。勝率5割復帰については「ようやく上位争いに戻ってくることができた。我々の目標は現在の良い野球を続けていくことだよ」と語り、快進撃の継続に意欲を見せた。

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