2大会連続5度目のワールドカップ出場を控えているイラン代表。アジア最終予選は所属したグループAを無敗で切り抜け、圧倒的な成績でロシア行きを決めた。
そのイラン代表のロシアW杯に向けた新しいユニフォームだが、5月のフレンドリーマッチの場でホーム、アウェイの各キットが初めて披露されている。
Iran 2018 adidas Home
ホームキットは伝統的にホワイトを基調としたものだが、W杯ユニフォームはそこにレッドの差し色を配している。この2色はイラン国旗の色だ。ホワイトは平和を、レッドは勇気を意味する。
このホームキットは5月28日に行われたトルコ代表とのフレンドリーマッチで初披露。パンツ、ソックスともにホワイトを着用していた。なお試合は1-2で敗れている。
Iran 2018 adidas Away
アウェイキットは近年定番化しているレッド。ホワイトを差し色に配し、ホームキットとは反転した感じになる。シャツは「CONDIVO 18」をベースにしたデザインだ。胸中央には絶滅が危惧されているアジアチーターの保護をアピールするバッジが付く。
このキットは5月19日に行われたウズベキスタン代表との試合で初登場。パンツ、ソックスともにレッドを着用していた。試合は1-0で勝利している。
Iran 2018 adidas Training
あまり知られていないが、ごく一部の地域で2018年モデルのトレーニングシャツが販売されている。
こちらはブラックを基調としたシャツで、胸にはスポンサーのMCI(Mobile Telecommunication Company of Iran/イランの携帯通信会社)のロゴを掲出。
こちらはボルドーもしくはマルーンに近い色だろうか。同じくスポンサーロゴを掲出している。スリーストライプスは脇部分に配置。この他にレッド、グリーンのトレーニングシャツも存在する。
イラン代表は8日にリトアニア代表と試合を行った後、15日にモロッコ代表とのW杯初戦を迎える。