ナショナルズ打線爆発 レイズの継投戦法を攻略し圧勝

【レイズ2-11ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナ・リーグ東部地区の首位に迫るナショナルズは、今日28歳の誕生日を迎えたアンソニー・レンドンが4安打3打点の活躍を見せるなど打線が15安打11得点と爆発し、レイズ相手に11対2で大勝を収めた。レイズは救援左腕のジョニー・ベンタースがメジャー初先発のマウンドに上がったものの、打者6人から一死しか取れず5失点と大誤算。2番手として5回1/3を投げたライアン・ヤーブローも10安打5失点(自責点4)と崩れた。ナショナルズ打線はレイズの継投戦法に惑わされることなく、いつも通りの戦いを貫き、初回に4安打と3四球を集中させて5得点。6回裏にも4点を追加するなど、最後まで攻撃の手を緩めなかった。

先発投手が不足し、苦肉の策として継投戦法を採用しているレイズと、マックス・シャーザーを中心に先発四本柱が安定しているナショナルズ。打線がしっかり機能したのはもちろん、デーブ・マルティネス監督が試合前に「我々の先発投手陣は本当に安定している。先発投手に関してあれこれ考える必要がないのは嬉しいよ」と語っていたように、先発投手の出来の違いが両軍の勝敗を分ける結果となった。ナショナルズ先発のタナー・ロアークは6回2失点と試合を作り、今季3勝目をマーク。なかなか白星には恵まれていないものの、今季12先発のうち11試合で6イニング以上を投げるなど安定したパフォーマンスを続けている。ロアークは「打線のおかげで自信を持って投げることができたよ」と大量援護への感謝を口にしていた。

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