東日本太平洋側は大雨のおそれ 南北の気温差大 気象庁1か月予報

気象庁は7日、向こう1か月の予報を発表した。北日本は6月中旬にかけて、気温が平年よりかなり低くなる所がありそうだ。一方、沖縄・奄美では、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。

6月9日から7月8日の平均気温は北日本で平年並みか低く、沖縄・奄美で高い見通し。出典:気象庁ホームページ

 週別の気温予想によると、1週目(9日~15日)の気温は、北・東日本で低温傾向で、北日本はかなり低くなる可能性もある。特に、北海道は12日(火)頃からの1週間ほどは、寒気の影響を受けやすく、気温が平年よりかなり低くなる予想だ。このため、札幌管区気象台は北海道に「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

東日本太平洋側 前線活発か

6月9日から7月8日の降水量は東日本の太平洋側で平年並みか多くなる見通し。出典:気象庁ホームページ

 東日本の太平洋側は1週目(9日~15日)、湿った空気の影響で前線の活動が活発となる見通し。このため、向こう1か月の降水量は平年並か多くなりそうだ。

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