巨人、ドラ1鍬原の力投実らず…上原が決勝弾被弾 楽天は交流戦初勝ち越し

8回、巨人・上原が痛恨の決勝弾を浴びる

楽天先発の岸は通算1500奪三振を達成し5勝目

■楽天 5-4 巨人(7日・東京ドーム)

 巨人がドラフト1位ルーキー鍬原拓也投手の力投実らず、競り負けた。7日、本拠地・東京ドームで行われた楽天戦。同点で迎えた8回に登板した2番手・上原が藤田にソロ本塁打を許し、決勝点を奪われた。

 プロ2度目の先発マウンドに上がった鍬原は力投した。3回に自身が与えた2つの四球などで満塁のピンチを招くと、ウィーラーに5号満塁弾を浴びた。それでも、4回以降は無失点投球を続け、プロ最長となる7回100球を投げて、楽天打線を5安打4失点に封じた。

 7回には陽岱鋼がソロ本塁打を放って追いついた巨人だったが、8回にマウンドに上がった上原が痛恨の被弾。1死から藤田に投じた内角高めの真っ直ぐを捉えられると、右翼ポールをかすめるソロ本塁打に。一度はファールの判定だったが、リプレー検証の末に判定が覆り、この1点が決勝点となった。

 楽天は交流戦初の勝ち越し。4回にウィーラーが5号グランドスラムを放ってリードを奪うと、同点とされた直後の8回には藤田が2号ソロを放った。先発の岸孝之は4点を失いながらも、8回6安打9三振の力投。通算1500奪三振を達成した節目の試合を白星で飾り5勝目をマークした。

(Full-Count編集部)

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