台風5号発生 台風+梅雨前線で大雨警戒

きょう午前3時に台風5号がフィリピンの東の海上で発生しました。今後、発達しながら北上し、沖縄本島の東側を通って、日本列島の南方面へと進む見込みです。まずは日曜日に沖縄の大東島地方に接近するおそれがあり、さらに、5日間の進路予想を見ると、月曜日以降の予報円には東海地方や関東地方も含まれています。まだ予報円が大きく、進路は定まっていませんが、本州直撃の可能性も否定はできないということです。

そして、日本付近には梅雨前線が停滞しています。たとえ台風が日本列島からある程度離れた進路をとったとしても、梅雨前線に向かって台風由来の暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になりそうです。日曜日から月曜日にかけて、西・東日本の太平洋側を中心に、大雨に警戒が必要です。

気象予報士・染井 明希子

画像について:8日午前6時の台風5号の位置と5日間進路予想。

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