子どもへ暴言「脳に悪影響」 熊本市で講演会

 脳の発達などを研究している福井大の友田明美教授(57)=熊本市出身=が7日、熊本市中央区出水のマリーグレイスで講演し、親の言動が子どもの脳に与える悪影響について説明した。

 友田教授は「体罰だけでなく、子どもに対する暴言や過干渉も影響を与える」と指摘。愛着を持って子どもとコミュニケーションすることの必要性を強調した。

 東京都目黒区の5歳女児が両親から虐待されるなどして死亡した事件にも触れ、「加害者を責めるだけでは、また事件が起きてしまう」と地域や社会に警鐘を鳴らした。中央区の薬剤師西上貴子さん(51)は「講演会で学んだことを娘に伝えたい」と話した。

 講演会は国際ソロプチミスト熊本-わかば(宮本順子会長)が主催。女性の生活向上に寄与した個人や団体を支援する、わかば夢基金20万円を友田教授に贈った。(小山智史)

(2018年6月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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