テキサス州対決4連戦 ギャティス活躍のアストロズ先勝

【アストロズ5-2レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

ともにテキサス州に本拠地を置き、ア・リーグ西部地区に所属するチーム同士の4連戦が今日からスタート。その初戦はアストロズがゲリット・コール、レンジャーズがコール・ハメルズという好投手同士の投げ合いとなったが、エバン・ギャティスが10号勝ち越し2ランを含む2安打3打点と活躍したアストロズが5対2で勝利を収めた。アストロズは1点ビハインドの4回表にホゼ・アルトゥーベのタイムリーとギャティスの2ランで逆転に成功し、6回表にはギャティスのタイムリーで1点を追加。さらに8回表にはアレックス・ブレグマンに7号ソロが飛び出した。コールは6回1失点の好投で今季7勝目をマーク。一方のハメルズは8回途中まで104球を投げる力投を見せたものの、5失点と踏ん張れなかった。

アストロズのA.J.ヒンチ監督は「打つべきボールをしっかり捉えることができたのは良かったんじゃないかな」と今日の試合を総評した。2ランとタイムリーで3打点を叩き出したギャティスについては「ストライクとボールを見極めることができているときのギャティスは本当に恐ろしい打者だよ」と語り、「彼はこれまでもハメルズに対して相性が良かったからね」と期待に応える活躍を見せたギャティスを称えた。ギャティスはハメルズに対して通算打率.353(34打数12安打)をマークしており、ハメルズからの4本塁打は2016年以降欠場が続いているデービッド・ライト(メッツ)を除くと現役最多の数字である。「なぜ好成績を残せているのかわからない」と語ったギャティスだが、自慢の豪打でチームを勝利に導いた。

© MLB Advanced Media, LP.