インド南部でニパウイルスが拡大

17人死亡、果物輸出の停止も

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 【コリコード共同】インド南部ケララ州コリコードで、致死率の高いニパウイルス感染症の患者が拡大し、州保健当局は8日、これまでに17人が死亡し、11人が隔離治療中であることを明らかにした。約2900人が感染の疑いがあるとして経過観察となっているほか、特産品の果物の輸出が一部停止されるなど現地で不安が広がっている。

 ニパウイルスは感染したコウモリや豚が触れた果物などを通して、ヒトに拡大するとされる。有効なワクチンはなく、世界保健機関(WHO)によると、推定致死率は40~75%。ケララ州保健当局などによると、感染による死亡が確認されたのは5月19日。