台風5号はあす9日(土)にかけて沖縄の南海上を北東に進み、10日（日）は暴風域を伴いながら大東島の南の海上を北東に進む見込み。
　大東島地方は大東島地方への最接近はあさって10日朝から昼前となりそうだ。台風の進路によっては、大東島地方が暴風となるおそれもある。来週11日（月）には、小笠原諸島や伊豆諸島に接近するおそれもある。高波に警戒するとともに、強風に注意が必要だ。

　8日（金）午前3時にフィリピンの東で発生した台風5号は、午後3時時現在、フィリピンの東の海上にあって、台風の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間におよそ20キロの速さで北西に進んでいる。
　大型の台風第5号は今後北上するとともに次第に東よりに進路を変え、あす9日（土）には沖縄の南海上を発達しながら北東に進み、あさって（日）は暴風域を伴いながら沖縄の大東島の南海上を通過してさらに北上する見込み。大東島地方では大荒れの天気に警戒が必要となる。南西諸島ではうねりを伴った高波に注意し、あすの夜以降は強風にも注意が必要だ。

11日（月）小笠原諸島や伊豆諸島に接近のおそれ

　小笠原諸島と伊豆諸島では、10日からうねりを伴って波が高くなり、来週11日（月）には小笠原諸島では大しけに警戒が必要だ。
　西日本から東日本の太平洋側では大雨やうねりを伴う高波に注意が必要となる。