2018年F1カナダGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1＝10番手／2＝18番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1＝16番手／2＝12番手だった。
ホンダはパワーユニットをアップグレード、主にICE（エンジン）の改善を狙った変更を行った。初日にはトラブルもなく、新パワーユニットはうまく機能していたという。
ハートレー車にはICE（3基目）、ガスリー車にはICE（3基目）、ターボチャージャー（3基目）、MGU-H（3基目）、MGU-K（2基目）、エナジーストア（2基目）、コントロールエレクトロニクス（2基目）が投入され、ともにシーズンで使用できる基数上限に達している。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
2台のマシンにアップデート版パワーユニットを搭載して走らせました。変更は主にICEに関係する部分に行っています。ここまでのところ、すべてが期待どおりに機能しており、土日に向けて心強いです。
それ以外については、通常の金曜プログラムとして、このサーキットにおけるパワーユニットの最適なセッティングを見つけるための作業を行いました。2回のセッションを通してトラブルフリーで走り、予定していた作業をすべてこなすことができました。
