日本らしさはどこへ? 結果出ぬ西野ジャパンに韓国メディアも厳しい指摘「内容も結果も乏しい」

親善試合で結果が出ない日本代表 photo/Getty Images

日本と同じアジア勢として、韓国は最近の日本代表の戦いぶりをどう見ているのか。5月30日にはキリンチャレンジカップでガーナ代表に0-2で敗れ、8日にはスイス代表に同じく0-2で敗北。選手も西野朗監督も前を向いているようだが、不安な結果なのは間違いない。

西野ジャパンの1つのテーマは自分たちらしいサッカーをすることにあったはずだが、韓国『スポーツソウル』は日本の良さが出ていないとスイス戦の内容を切り捨てている。

「日本は内容も結果も乏しいものだった。日本らしいショートパスを使ったクオリティあるプレイが少なく、相手のファイナルサードまで攻め込むケースも稀。ミドルシュートで何度かチャンスを作っただけだ。一方で守備は試合を通して失点の危機にさらされた。スイスが主導権を握り、日本を揺さぶる構図だった。W杯本大会になってみないと分からないが、最近の結果を見れば日本の歩みは不安だ。12日のパラグアイ代表戦が西野ジャパンに希望を与える最後のチャンスであり、ここでも結果が出なければ希望はより小さいものになる」

同メディアは次のようにスイス戦を振り返っており、日本の選手たちが口にした手応えに比べて危機感を抱いているようだ。親善試合だけで全てを判断することはできないが、日本は本番で結果を出すことができるのか。サポーターの多くは不信感を募らせている。

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