横須賀市職員が酒気帯び運転 バスに追突で乗客ら軽傷

 横須賀署は8日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、横須賀市長沢1丁目、市土木部河川課職員の男(41)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午後10時40分ごろ、同市上町3丁目の県道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した、としている。署によると、同容疑者は「市内の飲食店でハイボール4杯、焼酎を3杯飲み、帰宅途中だった」と供述、容疑を認めている。

 署によると、同容疑者はバス停で停車していた京急バスに追突。男性運転手(53)と乗客の40~60代の女性3人が首や腰などに軽傷を負った。運転手が119番通報。消防からの転送で現場に駆け付けた署員が同容疑者の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたという。

 署は同容疑者を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いでも送検する方針。

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