今夏はバイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの退団説が何かと騒がしい。バイエルンは残留に全力を注ぐ考えのようだが、レヴァンドフスキの代理人が新たなチャレンジを仄めかすなど、今夏にチームを離れる可能性も捨てきれない。
これについて元バイエルンFWルカ・トーニは無理に引き止めない方がいいとの考えを示している。独『Sport Bild』によると、トーニはレヴァンドフスキの代役として理想的な選手がいると主張する。
「もし選手が出ていきたがっているのなら、出すべきだよ。インテルのマウロ・イカルディはバイエルンにとってパーフェクトな選手になるだろう。彼は若く、非常に強い」
トーニが指名したのは今季ラツィオのFWチーロ・インモービレと並んで29得点を決めてセリエA得点王に輝いたイカルディだ。トーニはヴェローナ時代にイカルディと並んで得点王に輝いたことがあり、その得点力の高さをよく理解しているのだろう。年齢、得点力、純粋なストライカーという点を考えてもイカルディは理想的な後釜と言えるかもしれない。